『カスタムジャケットの作成』
それでは実際にジャケットのテンプレートを作成してみましょう |
ジャケットテンプレート作成 |
まず前項で説明した2つのテンプレートの作成方法で |
作成を開始します |
・テンプレート全体一括制作方式 |
ジャケットケースの枠から配置も1つのファイルで作成します |
まず長方形の指定サイズの背景を作成します |
Photoshop(E)
を起動して 「ファイル」→「新規」→「白紙ファイル」を選択します |
上記のような画面がでると思います(Verによって多少異なる) |
これから入力や選択する部分を白く塗りつぶしてあります |
ここで何枚のを作成するかによって幅の値が異なります |
ここでは(例)としてロアスやイーサプライズなどの |
6枚サイズ(横幅22.0mm)を考えてみましょう |
「ジャケットケースの事を知ろう」で数値を参考に入力します |
(幅)3329Pixel (高さ)2171Poxel (解像度)300Pixel/inch |
として(プリセット)はカスタム を選択しましょう |
(ファイル名)は「6枚テンプレート」とでもします(名前は自由) |
上記までの過程は「個別分割方式」でも同じです。 |
さてここからが少しやっかいなところです |
1つの背景レイヤーの上に新規レイヤーを作成します |
レイヤーリストに背景の上にレイヤー1が作成されたと |
思います。ここでレーベルのテンプレートのように枠を |
作成することになります。 |
なぜ枠を作成するかというとこのままでは開いた状態での |
ジャケットと同じです(横幅の位置などを見るためです) |
この枠は完成時には非表示にして出力させません |
まずターゲットレイヤーを「レイヤー1」にします |
「ウィンドウ」→「情報」で情報画面を出現させます |
「情報」画面の「詳細」をクリックして |
「マウスカーソルの座標軸」をPixelに設定します |
(これは始めの設定でピクセル単位で設定したからです) |
まず左上(X:0,Y:0)に情報画面を見ながらマウスをあわせます |
幅3329Pixelの意味は(表裏)各1535Pixelとなり |
幅が259Pixelと言うことになります |
長方形選択ツールで(X:0,Y:0)から中央下付近に持って行き |
情報画面でW:1535,H:2171の場所までを選択します |
(W:1535が1〜2Pixel程度誤差は問題ありません) |
選択状態で「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「境界線」で |
誤差の分程度の1〜2Pixelを選択します |
そのまま画面全体を拡大して二重になっている選択範囲を |
塗りつぶす方法か、情報ツールを見ながら(X:1535,Y:0)から |
垂直に鉛筆ツールで線を引きます |
同じように(X:1794,Y:0)も垂直で線を引きます |
「境界線」を利用しての場合は反対側から選択するか |
(X:1794,Y:0)から右下まで選択して境界線で線を引くかです |
難易度はどちらも変わりませんが線を引く場合は |
Shiftを押しながら下に持って行くと垂直に線が引けます |
背景レイヤーとこのレイヤーの間に絵を配置していけば |
ジャケットが作成できるテンプレートになるというわけです |
次は「個別分割制作方式」について説明していきます |
(別ページ) |